その意味で民主党の言い分は正しいと、最近よく思う。
政治の役割とは勝手ながら「『富の再分配』の実行」と「言葉」という手段を通じて、「国民の最大多数の最大幸福」を実現することだと理解してる。
主権者(国民)に「幸福を希求する」権利があり、オペレーションは内閣及び行政機関に付託され、時代にあった、ルールの立案・変更(プログラム)は議員に付託されている。
オペレーションやプログラムのパフォーマンスが悪ければ主権者はこれらを別の誰かに付託しなおす。つまり選挙だ。
現状、どの政党のアイディアも「富の再分配」に関しては不透明且つ回りくどい。「言葉」にいたっては主権者の「納得」「感銘」からは程遠い。つまり全くオペレーションもプログラムもグチャグチャなのである。
そこで民主党、何を言ってるかといえば、「再分配たくさんします。しかも『中抜き』で。」「スパゲッティ状態になってたプログラムは、設計思想がトレースできる所までもどします。その後、再構築しませんか?」更に、「再構築のプランは、政権とって、プログラムソース見てから出しますよ。」
これはもはや政治ではない。
まじめに考えれば、憲法改正どころではなく、もう一度憲法の制定・施行が必要になると思う。
これは、もはや「革命」です。
つまり民主党人気が今あるのではなく、政治不信があるだけなのである。
これは、タリバンの醸成過程とよくにている。もちろん日本の場合はもっとヌルイのだが・・。
ペシャワールの十数年に及ぶ難民生活
↓
向上心がある人間の多くは身に着けた技術や情熱を向ける対象物を探す。
↓
幸福になる権利も希望もなく、対象物がない。
↓
情熱は形而上学的難問とのあくなき対話に費やされる。
↓
原理主義的に得心
↓
自爆テロ
出来上がるマインドは、「希望は、戦争」ということになってしまう。
日本の場合は「希望は、革命」ということになっています。
民主党の革命政府がオペレーションとプログラムの仕様を開示しても、おそらく主権者は付託しないでしょう。更なる革命が発生しそうですね。
2008年10月8日水曜日
藤原純友
わたしは海賊が好きだ。家にも海賊関連の書籍が40冊ほどある。
海賊好きが高じて、海にまつわる歴史や民俗学が好きになった。
そこから見えてくる歴史は、教科書に出てくる「正史」とは全く違ったものになった。
もちろん海賊もたくさん活躍する。
考えてみれば、アナール派や網野さん・川勝さんを例に出すまでもなく、歴史の陥穽を埋めるうごきは東西を問わず「海」からだ。もっとも広いレンジで交流や交易をもたらすこの舞台をないがしろにするほうがおかしい。(とはいっても文書が残っていないから歴史学者に同情はするが・・。)
「違和感」を感じる能力は生きるうえで必要な能力です。
きっかけは、緒形拳が演じた藤原純友の格好良さでした。(合掌)
海賊好きが高じて、海にまつわる歴史や民俗学が好きになった。
そこから見えてくる歴史は、教科書に出てくる「正史」とは全く違ったものになった。
もちろん海賊もたくさん活躍する。
考えてみれば、アナール派や網野さん・川勝さんを例に出すまでもなく、歴史の陥穽を埋めるうごきは東西を問わず「海」からだ。もっとも広いレンジで交流や交易をもたらすこの舞台をないがしろにするほうがおかしい。(とはいっても文書が残っていないから歴史学者に同情はするが・・。)
「違和感」を感じる能力は生きるうえで必要な能力です。
きっかけは、緒形拳が演じた藤原純友の格好良さでした。(合掌)
2008年10月1日水曜日
大恐慌
ここ数日間、「恐慌」言葉が新聞の見出しや、テレビで飛び交っている。おそらく深刻なんでしょう。
そんな空気が漂う中、私は「大恐慌=1920年代→Golden Age→すばらしい時代」 というアホな図式が頭をよぎる。
New Orleansで生まれたJazzがChicagoで2beatから4beatに生まれ変わりSwing Jazzに近い形になりLouis ArmstrongやJosephine Bakerが活躍したのもこの時代。因みに、Satchmoのこの時代のアルバムのタイトルがなんと『Pop』!Bessie Smithとも競演しています。
日本では、大正デモクラシーが拡がった時代。ぬるい「主義者」である私はコミュニストであってもアナーキストであっても「運動」であれば誰彼かまわず共闘している牧歌的な感じが大好きです。
世界恐慌がこの盛り上がりを経済的に支えられなくして、全てのものが先鋭化し、ひどい時代に入っていくわけですが・・・。
ということを考えると、世界中そんな楽しいことなんかなかったのに、恐慌なんかになってたまるかという妙な感情が沸いてきます。私だけ?
そんな空気が漂う中、私は「大恐慌=1920年代→Golden Age→すばらしい時代」 というアホな図式が頭をよぎる。
New Orleansで生まれたJazzがChicagoで2beatから4beatに生まれ変わりSwing Jazzに近い形になりLouis ArmstrongやJosephine Bakerが活躍したのもこの時代。因みに、Satchmoのこの時代のアルバムのタイトルがなんと『Pop』!Bessie Smithとも競演しています。
日本では、大正デモクラシーが拡がった時代。ぬるい「主義者」である私はコミュニストであってもアナーキストであっても「運動」であれば誰彼かまわず共闘している牧歌的な感じが大好きです。
世界恐慌がこの盛り上がりを経済的に支えられなくして、全てのものが先鋭化し、ひどい時代に入っていくわけですが・・・。
ということを考えると、世界中そんな楽しいことなんかなかったのに、恐慌なんかになってたまるかという妙な感情が沸いてきます。私だけ?
2008年9月8日月曜日
夢オチ
古くは『邯鄲の枕』、映画ではたくさんあるが『ファイトクラブ』、ネットでは『ドラえもんの最終回伝説』と自己と向き合う「ビルドゥングス」系や「冒険」系のストーリーの「どんでんがえし」によく夢は使われる。
wikiを引けば、波乱に満ちたストーリー展開を見せるが、「それは夢だった」という結末で終わること。
と定義してある。
「夢ならさめないで欲しい」とか「夢であって欲しい」などと思った経験がない人はほぼいないんではないだろうか?日常でも非日常でも。
なんてことを書いておりますが。下は夢のような才能をもったミュージシャンの曲です。
普段は、珠玉という形容がふさわしい美しい構成のTRIOをやってるベーシストが、娘のために「夢のような」曲を書いて演奏しています。
wikiを引けば、波乱に満ちたストーリー展開を見せるが、「それは夢だった」という結末で終わること。
と定義してある。
「夢ならさめないで欲しい」とか「夢であって欲しい」などと思った経験がない人はほぼいないんではないだろうか?日常でも非日常でも。
なんてことを書いておりますが。下は夢のような才能をもったミュージシャンの曲です。
普段は、珠玉という形容がふさわしい美しい構成のTRIOをやってるベーシストが、娘のために「夢のような」曲を書いて演奏しています。
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